ネット社会の奇妙な現象
2004年5月27日 メイク・ファッション・ピアス 私の普段の恰好のデフォルトはカットソーまたはTシャツにデニムパンツだ。なのに。今日、衣類を整理していて驚いた。なんでこんなにスカートがあるんだ! ブラウスも! 特に冬物のスカートとデニムのスカートがやたらとあった。滅多に穿かないのに。今日、クローゼット内の衣類整理が大変だったのは、26日付日記にも書いたように量が多かったことと、前回の整理時に色や形で分けてしまい、季節毎の服に分類されていなかったから。ギャルソンの縮絨シャツと同じハンガーにズッカの夏物ロングギャザースカートが掛かっていたり、コキュの春秋物ジャケットと同じハンガーにマークジェイコブスの起毛スカートが掛かっていたりした。私のクローゼットはいやいや園か。ギャルソンの縮絨シャツと同じハンガーに掛けるなら、ツモリの縮絨ニットスカートでいいではないか。ツモリの縮絨スカートの上にはアンティーク物シフォン地のプルオーバーが……。このいやいや園に秩序を取り戻すべく労力を使い果たした。なので今夜は夕飯を作っていない。夕飯はどうでもよく、労力とラック及びクローゼットの衣類の話。手始めにラックとクローゼットの私の衣類を全てカーテンレールと床にぶちまけた。ちまちま弄ってどうこうなる乱れ方ではなかったのだ。全部ぶちまけて、クローゼットの奥から順にこの冬に着なかったコート類を掛け、何時になったら叶うか判らない社会復帰のときの為の面接用ワンピーススーツを掛け、ニットやコーデュロイやレザーや中綿入りや起毛素材やらの明らかな冬物を掛け、そこで一旦止まってしまった。はて、オールシーズン着られる服はどうしたらいいのだろう。一服しつつ考えて、取り出し易い位置に掛けた。はて、残りをどうしたものか。1本のハンガーに何枚もの服を掛ける私である。そして前回、季節を考えずに掛けて今回苦心している。もう苦い思いはしたくない。そして余ったのが明らかに冬物のスカート沢山と、明らかに春物のシャツ及びブラウス沢山。困って迷って、数本のハンガーにスカートのみを沢山吊るし、数本のハンガーにシャツ及びブラウスを沢山掛けた。結果。片付け前と使っているスペースはほぼ同じ、密度が上がっただけ。この整理だと本来の、収納スペースに余裕を持たせる、ということを成し得ていない。疲れただけだ。
季節毎に衣類を分類しつつ改めて困ったこと。改めて、と書くからには前々から困っていたのだが。七分袖・七分丈の服やレイヤード専用の服の収納。七分袖を単純明快に考えれば春秋物だ。しかし夏に羽織物として着ることもあるし、冬にカーディガンなどの下に着ることもある。七分丈なら素材次第でオールシーズン。レイヤード用の服は単品で見ると春夏物。しかし素材がウールだったりナイロンだったりで纏まりがない。傍から見てはどうでもいいけれど、自身で纏まりがないと感じてしまう収納や片付けは如何なものか。悩んだ末に七分袖物は七分袖物で纏めて収納、レイヤード用の物はレイヤード物で纏めて収納。何となく腑に落ちないのだが致し方ない。何かの拍子でもっといい収納方法を思いついたらそのときに動かそう。尤も、思いついたときに行動するだけの気力体力があればの話だ。まだそれなりにそれぞれの枚数があるからどうにか収納できたけれど、もし七分袖の服やレイヤード用の服が各1〜2枚しかなかったらどうしただろう。きっと今頃、物凄い勢いで苛々していたに違いない。そうでなければ、それらの半端な服を捨ててしまっていただろう。こういう性質だから、似た服を買ってしまうのだろうなあ。ある種の物がひとつしかない、という状況に未だ私は耐えられない。不完全入浴と同じくらい苛々する。そんなだからスピック&スパンのキャミやネーミのワンピースが同型色違いであったりする。どう使い分けるつもりなのか、自分でも見当が付かない。単に、このタイプのものがひとつしかない状況がイヤ、で色違いを買ったのだ。今、この手の苛々を感じているのはズッカの服とツモリのクレプリの服。不思議なことにズッカが1枚しかない。好きなのだが、どうもサイズがしっくりこないものが多いのだ。これはそのうち増やしていくとして、ズッカより問題なのがクレプリ。私が現在所持している楊柳素材のクレプリはシャツとスカートを1枚ずつ。共にボルドー。しかし素材違いなので同時には着られない。ああ、苛々する。パパッと増やしたいところだが、デザイン性が昔よりも高まってきている今のクレプリを混ぜるとそれぞれが浮きそうだ。社会人になって初めてのボーナスの半分を衣類に使った。その半分、つまりボーナスの1/4をツモリで使った記憶がある。クレプリ全盛の頃だったので当然それ中心。だが、当時購入したクレプリは手元にはもう残っていない。10年弱の時を経て服の趣味が変わってきたからだ。流行が数十年周期で少しだけシルエットを変えて戻ってくるように、趣味も戻ったりする。あのとき買ったネイビーの楊柳ロングワンピースを手元に戻したい。そうか。私にとって衣類はコレクションの一種なのかもしれない。
話は変わって、ネット社会に於ける奇妙な現象。私の所持衣類の中の3大勢力は、スカラー・i.s・コキュである。次いでスピック&スパンとビュルデサボン。スピックとサボンは取り敢えず放置して3大勢力について。貧乏人の私はプロパーで服を買うことが滅多にない。それでもバーゲンに足を運んだり、冷やかしに行ったり、冷やかしついでに買い物をしたりする。i.sとコキュはプロパーでの買い物経験複数あり。スピックもサボンもヒスもオゾンも定価購入経験あり。だが。今最も多くうちにあるスカラーは買い物どころか店舗に行ったことすらない。ショップが何処にあるのかもよく知らなかったりする。ネットオークションで目を惹かれ、そこから蒐集が始まった。比較的安価なブランドのようで入手し易かったのもさることながら、私が嵌り始めた頃はまだ今よりも知名度が低く、より安価で購入できていた。新品でも安かった。なのにここ数ヶ月、ネットオークションでスカラーの価格が高騰している。ショップの販売員なのか。毎週のように大量に新品を出品する人が現れた時期と価格高騰時期が一致している気がする。自演とかそういう話ではなく。スカラー熱が冷めてきて良かった。文字で書くと、スカラー熱、って何かの病気のようだ。衣類蒐集が病気説という線もありそうだけれど。ヒス・オゾン熱もかなり冷めた。今、以前から好きだったギャルソン・ツモリ・i.s・コキュ・ナショナルスタンダード・ビュルデサボン以外で気になっているのは、ピュアルセシンとクチャ。ガーリースレの影響だろう。スサデボンボンは少し前の方が落ち着いていて良かったのに。
季節毎に衣類を分類しつつ改めて困ったこと。改めて、と書くからには前々から困っていたのだが。七分袖・七分丈の服やレイヤード専用の服の収納。七分袖を単純明快に考えれば春秋物だ。しかし夏に羽織物として着ることもあるし、冬にカーディガンなどの下に着ることもある。七分丈なら素材次第でオールシーズン。レイヤード用の服は単品で見ると春夏物。しかし素材がウールだったりナイロンだったりで纏まりがない。傍から見てはどうでもいいけれど、自身で纏まりがないと感じてしまう収納や片付けは如何なものか。悩んだ末に七分袖物は七分袖物で纏めて収納、レイヤード用の物はレイヤード物で纏めて収納。何となく腑に落ちないのだが致し方ない。何かの拍子でもっといい収納方法を思いついたらそのときに動かそう。尤も、思いついたときに行動するだけの気力体力があればの話だ。まだそれなりにそれぞれの枚数があるからどうにか収納できたけれど、もし七分袖の服やレイヤード用の服が各1〜2枚しかなかったらどうしただろう。きっと今頃、物凄い勢いで苛々していたに違いない。そうでなければ、それらの半端な服を捨ててしまっていただろう。こういう性質だから、似た服を買ってしまうのだろうなあ。ある種の物がひとつしかない、という状況に未だ私は耐えられない。不完全入浴と同じくらい苛々する。そんなだからスピック&スパンのキャミやネーミのワンピースが同型色違いであったりする。どう使い分けるつもりなのか、自分でも見当が付かない。単に、このタイプのものがひとつしかない状況がイヤ、で色違いを買ったのだ。今、この手の苛々を感じているのはズッカの服とツモリのクレプリの服。不思議なことにズッカが1枚しかない。好きなのだが、どうもサイズがしっくりこないものが多いのだ。これはそのうち増やしていくとして、ズッカより問題なのがクレプリ。私が現在所持している楊柳素材のクレプリはシャツとスカートを1枚ずつ。共にボルドー。しかし素材違いなので同時には着られない。ああ、苛々する。パパッと増やしたいところだが、デザイン性が昔よりも高まってきている今のクレプリを混ぜるとそれぞれが浮きそうだ。社会人になって初めてのボーナスの半分を衣類に使った。その半分、つまりボーナスの1/4をツモリで使った記憶がある。クレプリ全盛の頃だったので当然それ中心。だが、当時購入したクレプリは手元にはもう残っていない。10年弱の時を経て服の趣味が変わってきたからだ。流行が数十年周期で少しだけシルエットを変えて戻ってくるように、趣味も戻ったりする。あのとき買ったネイビーの楊柳ロングワンピースを手元に戻したい。そうか。私にとって衣類はコレクションの一種なのかもしれない。
話は変わって、ネット社会に於ける奇妙な現象。私の所持衣類の中の3大勢力は、スカラー・i.s・コキュである。次いでスピック&スパンとビュルデサボン。スピックとサボンは取り敢えず放置して3大勢力について。貧乏人の私はプロパーで服を買うことが滅多にない。それでもバーゲンに足を運んだり、冷やかしに行ったり、冷やかしついでに買い物をしたりする。i.sとコキュはプロパーでの買い物経験複数あり。スピックもサボンもヒスもオゾンも定価購入経験あり。だが。今最も多くうちにあるスカラーは買い物どころか店舗に行ったことすらない。ショップが何処にあるのかもよく知らなかったりする。ネットオークションで目を惹かれ、そこから蒐集が始まった。比較的安価なブランドのようで入手し易かったのもさることながら、私が嵌り始めた頃はまだ今よりも知名度が低く、より安価で購入できていた。新品でも安かった。なのにここ数ヶ月、ネットオークションでスカラーの価格が高騰している。ショップの販売員なのか。毎週のように大量に新品を出品する人が現れた時期と価格高騰時期が一致している気がする。自演とかそういう話ではなく。スカラー熱が冷めてきて良かった。文字で書くと、スカラー熱、って何かの病気のようだ。衣類蒐集が病気説という線もありそうだけれど。ヒス・オゾン熱もかなり冷めた。今、以前から好きだったギャルソン・ツモリ・i.s・コキュ・ナショナルスタンダード・ビュルデサボン以外で気になっているのは、ピュアルセシンとクチャ。ガーリースレの影響だろう。スサデボンボンは少し前の方が落ち着いていて良かったのに。
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