勿体無い病vsダラ体質
2004年5月11日 家族・メンヘル・健康など ここのところまた夜更かしが続いていた為うちのから、どんなに遅くとも3時には布団に入れ、との厳命が下された。それができなければPCを窓から投げ捨てる、と。捨てるだけなら未だしも、窓から投げ捨てる、とすらっと口をつくあたり、どんなに否定しようとうちのもねらーだ。以前にも3時には布団に入ると約束したことが何度もあるものの、うちのが3時を過ぎても起きていると、まだいいかな? と私もずるずると起き続けていたのだ。PCを捨てられると困るので3時には布団に入らねば。という感じで、昨日一昨日は2時過ぎに布団に入った。一昨日はいい。問題は昨日だ。眠剤を入れて布団に入って文庫を捲りつつ睡魔を待つ。待つ。待つ……待てど暮らせどきやしねえ。布団の中でうだうだと過ごすこと、小2時間以上。私が処方薬を受け取っている薬局の薬剤師曰く、眠剤が内臓に負担をかけるのは確か、けれど寝られないストレスよりはその負担の方が余程マシ。内臓に負担をかけた上にストレスを感じるとはコレ如何に。睡眠を諦めて、起きた。ぼけーっとかちゅ〜しゃ巡回とネットオークションのチェック。ぼけーっとしているうちに、8時になってうちのの目覚ましが鳴った。ので、コンビニに出かけた。うちのが先日から朝食にコーンフレークを食べ始めた。なのに牛乳を切らしていたのだ。買って戻って朝食を出して出勤を見送って洗濯。先々週から、月曜には大量の洗濯物が溜まるようになった。うちのの水泳と、ふたりで始めたヨガでタオル類や衣類を沢山使うから。洗濯機を2回回して干し終えたところで、ちょうどいい時間。今日は久々に歯科の予約日だったのだ。
前回ドタキャンしてしまったので、今日は口内クリーニングの仕上げ。着色と歯石を取ってもらった。一体何で取っているのだろうと訊ねると、水と超音波を出す機械、とのこと。超音波! 何だかとっても凄い物のようである。その凄い物で口内を弄くられること小一時間。鏡を渡され、見たら綺麗になっていた。綺麗とは、クリーニング前との比較であり他者との比較ではない。元々私の歯の色はよろしくないのである。それこそ喫煙の習慣がつく前から、煙草吸ってるの? と他者に訊かれる程に歯の色が悪い。けれど今日クリーニングし終わったときの色が限界だそうな。漂白迄しようとは思わないし、そんな金はないので、不本意ながらこれで良しとしなければならない。綺麗になって嬉しいやら、限界を思い知らされたようで悲しいやら。とはいえ、磨いても磨いても取れなかった脂が取れ、舌で歯に触れたときのざらざら感がなくなったので気分はいい。クリーニング終了後、衛生士さんにお願いして、歯の磨き方の講習を受けた。正しい歯の磨き方、というのは時代と共に変化している。子供の頃に歯科で教わったこと、数年前に親が歯科で教わったのをそのまま伝授してくれたこと、それぞれ違っていた。この数年は親から伝授された磨き方をしていたのだが、今はまた違う磨き方がベストとされているらしい。素朴な作業も科学的日進月歩。
以前親から伝授された磨き方。まず歯ブラシに歯磨き粉を少量つけて歯ブラシを縦に構える。そして小刻みに上下に動かし、表からも裏からも歯間を丁寧に磨いていく。今日教わった磨き方。歯ブラシを横に構える。そして歯周ポケットに当たるように斜めに歯ブラシをつけて小刻みに横に動かす。前ではなく奥の方を磨くときは、歯ブラシの柄が唇や前歯の真ん中に当たるようにする。とのこと。全然違うじゃないか! たった数年でこんなに変わるのか、歯の磨き方ってものは。今朝迄の磨き方を訊かれて答えると、通りで歯間は割と綺麗でしたよ、と。今は歯間よりも歯周ポケットに歯科業界は重点を置いているのだろうか。よく解らないけれど、これからは今日教わった磨き方で綺麗さを保っていこう。恥を晒すような話だが、実は私は余り歯磨きをしない。理由はただただ面倒だから。蛇足として顔も余り洗わない。これらの作業を他者は毎日朝晩の日課として行っているようだが、私にはどちらも他者に不快感を与えない為の行動であり、入浴と同じカテゴリに入っている。あ。もしかしたら他者も歯磨き・洗顔・入浴は同じカテゴリかもしれない。ただそのカテゴリが、自分が爽快感を味わう為か、他者に不快感を与えない為かという違いだけで。
何度となく書いていることだが、私は勿体無い病に罹っている。因って今日クリーニングしてもらった歯を、早々汚くはしたくない。今のところは日々こまめに歯磨きをして綺麗さを保ちたく思っている。これは勿体無い病人故。しかし同時にダラ体質でもある。どちらが勝つのか、自分でも解らない。勿体無い病が勝てば歯磨きの習慣がつくだろうし、ダラが勝てば歯磨きの回数は再び減るだろう。できれば前者に勝って欲しいのは言う迄もない。次回からはやっと虫歯の治療に入るらしい。まずは痛くて駆け込んで現在炎症を引かせている最中の歯から取り掛かるのだそうな。小さめの虫歯から取り掛かるのはどの歯科でも定石なのか。小さいのからいくんですね、と言うと歯科医が、大きいところからいく? と選択肢をくれた。暫し逡巡した末、小さいところからお願いした。大きいところは抜歯が伴うので怖いのだ。この話のときに、次回からは痛いんですね、と言うと、痛くないよ、などと言う。歯科恐怖症の私は、嘘つけ! と思いつつ、いえ毎回治療のときには泣くんで、と言った。麻酔をするから大丈夫だよ、その麻酔の注射が痛くて泣くんです、痛くないように麻酔の注射をするから。本当だな? 絶対だな? もし本当に私を泣かせずに麻酔の注射をできるとしたら、その歯科医はかなりの名医だろう。今迄世話になった歯科医の全員が私を泣かせてきたのだ。この、泣く、は、泣く程痛い、というのではない。いい歳こいて、本当に麻酔注射の痛みで泪を流してきた。今日の歯科での会計待ちのときに、歯科からのお知らせのようなものが目に入った。ああ、そうだ。この歯科は笑気ガス使用歯科だった。もしかしたら笑気ガス後なら麻酔注射も痛くないかも、と前に思ったではないか。すっかり忘れていた相変わらずの鳥頭。次回は前回のように寝坊しないよう、午後に予約を入れた。
前回ドタキャンしてしまったので、今日は口内クリーニングの仕上げ。着色と歯石を取ってもらった。一体何で取っているのだろうと訊ねると、水と超音波を出す機械、とのこと。超音波! 何だかとっても凄い物のようである。その凄い物で口内を弄くられること小一時間。鏡を渡され、見たら綺麗になっていた。綺麗とは、クリーニング前との比較であり他者との比較ではない。元々私の歯の色はよろしくないのである。それこそ喫煙の習慣がつく前から、煙草吸ってるの? と他者に訊かれる程に歯の色が悪い。けれど今日クリーニングし終わったときの色が限界だそうな。漂白迄しようとは思わないし、そんな金はないので、不本意ながらこれで良しとしなければならない。綺麗になって嬉しいやら、限界を思い知らされたようで悲しいやら。とはいえ、磨いても磨いても取れなかった脂が取れ、舌で歯に触れたときのざらざら感がなくなったので気分はいい。クリーニング終了後、衛生士さんにお願いして、歯の磨き方の講習を受けた。正しい歯の磨き方、というのは時代と共に変化している。子供の頃に歯科で教わったこと、数年前に親が歯科で教わったのをそのまま伝授してくれたこと、それぞれ違っていた。この数年は親から伝授された磨き方をしていたのだが、今はまた違う磨き方がベストとされているらしい。素朴な作業も科学的日進月歩。
以前親から伝授された磨き方。まず歯ブラシに歯磨き粉を少量つけて歯ブラシを縦に構える。そして小刻みに上下に動かし、表からも裏からも歯間を丁寧に磨いていく。今日教わった磨き方。歯ブラシを横に構える。そして歯周ポケットに当たるように斜めに歯ブラシをつけて小刻みに横に動かす。前ではなく奥の方を磨くときは、歯ブラシの柄が唇や前歯の真ん中に当たるようにする。とのこと。全然違うじゃないか! たった数年でこんなに変わるのか、歯の磨き方ってものは。今朝迄の磨き方を訊かれて答えると、通りで歯間は割と綺麗でしたよ、と。今は歯間よりも歯周ポケットに歯科業界は重点を置いているのだろうか。よく解らないけれど、これからは今日教わった磨き方で綺麗さを保っていこう。恥を晒すような話だが、実は私は余り歯磨きをしない。理由はただただ面倒だから。蛇足として顔も余り洗わない。これらの作業を他者は毎日朝晩の日課として行っているようだが、私にはどちらも他者に不快感を与えない為の行動であり、入浴と同じカテゴリに入っている。あ。もしかしたら他者も歯磨き・洗顔・入浴は同じカテゴリかもしれない。ただそのカテゴリが、自分が爽快感を味わう為か、他者に不快感を与えない為かという違いだけで。
何度となく書いていることだが、私は勿体無い病に罹っている。因って今日クリーニングしてもらった歯を、早々汚くはしたくない。今のところは日々こまめに歯磨きをして綺麗さを保ちたく思っている。これは勿体無い病人故。しかし同時にダラ体質でもある。どちらが勝つのか、自分でも解らない。勿体無い病が勝てば歯磨きの習慣がつくだろうし、ダラが勝てば歯磨きの回数は再び減るだろう。できれば前者に勝って欲しいのは言う迄もない。次回からはやっと虫歯の治療に入るらしい。まずは痛くて駆け込んで現在炎症を引かせている最中の歯から取り掛かるのだそうな。小さめの虫歯から取り掛かるのはどの歯科でも定石なのか。小さいのからいくんですね、と言うと歯科医が、大きいところからいく? と選択肢をくれた。暫し逡巡した末、小さいところからお願いした。大きいところは抜歯が伴うので怖いのだ。この話のときに、次回からは痛いんですね、と言うと、痛くないよ、などと言う。歯科恐怖症の私は、嘘つけ! と思いつつ、いえ毎回治療のときには泣くんで、と言った。麻酔をするから大丈夫だよ、その麻酔の注射が痛くて泣くんです、痛くないように麻酔の注射をするから。本当だな? 絶対だな? もし本当に私を泣かせずに麻酔の注射をできるとしたら、その歯科医はかなりの名医だろう。今迄世話になった歯科医の全員が私を泣かせてきたのだ。この、泣く、は、泣く程痛い、というのではない。いい歳こいて、本当に麻酔注射の痛みで泪を流してきた。今日の歯科での会計待ちのときに、歯科からのお知らせのようなものが目に入った。ああ、そうだ。この歯科は笑気ガス使用歯科だった。もしかしたら笑気ガス後なら麻酔注射も痛くないかも、と前に思ったではないか。すっかり忘れていた相変わらずの鳥頭。次回は前回のように寝坊しないよう、午後に予約を入れた。
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