現在3月17日。
先日の夕飯は、山掛け蕎麦と蓮根のたらこ炒め。作り方は実に簡単。まず山掛け蕎麦。山芋を摩り下ろし、大葉を千切りにし、蕎麦を湯がいて、出汁を入れたどんぶりに蕎麦→摩り下ろした山芋→大葉の順に入れて若しくは乗せてゆくだけ。蓮根のたらこ炒めは、蓮根を輪切りにして酢水で灰汁抜きをし、フライパンで炒めてたらこパスタの素をまぶして終了。可もなく不可もなくできた夕食、の筈だった。しかし食べられた物ではなかった……。まず作っていたのがうちのの入浴中。あがった頃を見計らってテーブルに並べた。そしてすぐに食べていれば問題はなかっただろう。けれど、私は散らかった流し台を片付けるべく洗い物に精を出し、うちのは風呂上りに湿疹のできた箇所に薬を塗ったりと、出来上がりから食べ始め迄にかなりの時間を費やしてしまった。そして食卓へ。私が席に着いたときにはうちのは蕎麦を食べ終えており、蓮根をつまみにビールを飲んでいた。私が蕎麦を食べようと箸で蕎麦を運んで一口食べて、箸を置いた。ご馳走さまでした。食えたもんじゃない。伸びた蕎麦がここ迄不味いとは思っていなかった。味自体は悪くない。しかし蕎麦をすすって噛もうとしたとき、奥歯と顎に激しい違和感が発生。たった一口分のむにゅむにょとした感触に、歯も顎もおかしな感覚に見舞われ、その感覚には耐え切れなかった。普段は食べ物を残すと怒るうちのも、この日ばかりはやむを得ぬと思ったようだ。それでもこんな不味い蕎麦を完食したうちのは凄い。またおかずの蓮根の炒め物が、シャキシャキして美味しいのが完膚なき迄に違和感を増幅させた。口直しになるどころか、奥歯と顎に感じた異様な感覚がシャキシャキ感を全て凌駕してギブアップ。
以前にも書いたことがあるように、私は蟲が湧いた蕎麦を食卓に出して大顰蹙を買ったことがある。今回は蟲は湧いていなかったけれど激しく不味かった。食えた物ではない蕎麦を作らせたら、私は日本一かもしれない。最早、蕎麦という食物の存在に呪われているとしか思えない程に、私と蕎麦の相性は最悪である。自画自賛でアレだけれど、パスタはそれなりに美味しく作れる。うどんは私が嫌いなのでまず食卓には出さない。という訳で、比較できる麺類は蕎麦とパスタ。どうしてこんなにも深くて暗い溝が発生するのだろうか。和洋料理の腕に差がある訳でもないのに。うちで唯一うまくできた蕎麦は、去年の年越し蕎麦だけだ。何が違ったのだろう。麺や出汁はそれぞれ違うが、そこが問題ではないように思う。あのときの蕎麦の出来自体は格別美味しい物でもなかったけれど、私の作る蕎麦、としては別格の出来だったと言えよう。そんなこんなで不味い蕎麦を作らせたら日本一と自覚できた私、もう今後は年越し蕎麦以外は作らないことを固く決意するに至った。
話を変えて、最近好評だった料理。某巨大掲示板某板某スレで紹介されていた鶏レタス。これは鍋底に適当な野菜を敷き、その上に強く塩胡椒した鶏を乗せ、その上に適当に千切ったレタスを鍋いっぱいに入れて蓋をして中火でひたすら煮込むだけの料理。これのアレンジとして、私は底にトマト、その上に生きくらげ、その上に鶏の変わりの豚コマ、そしてレタス1玉で作った。煮込んだのは30分くらいか。レタスから水分がたっぷり出て実に美味しく出来上がった。水分が出たレタスは嵩が減り鍋いっぱいだった具は完成時には鍋の半分くらい迄に減っていた。それでもボリュームたっぷりで簡単で美味しく、うちの定番メニューのひとつになりそうである。このメニューを公開した名無しさんは、そのスレでは高い評価を得ている。定番メニューといえば、我が家の休日のブランチ定番はホットサンド。これはホットサンド器を使った料理ではなく、食パンにとろけるチーズとベーコンかハムを全体に乗せたものをふたつ用意し、どちらか1枚に塩胡椒またはクレイジーソルトで味付け。3分程トースターで焼いて、どちらか1枚にケチャップを適量かけて2枚を重ね合わせただけの簡単料理。毎週出されるので、うちのはそろそろ飽きてきたようだが、気にしない。簡単だし、私は飽きていないから。
外食の話に移る。この間、テレビで松屋にて牛めし復活を知り、4年ぶりくらいに松屋に行った。松屋蛙混入クレーム事件を聞いて以来、ずっと足を遠ざけていたのだ。そして牛めし。具の量が少ないのは仕方がないのか。惜しむべくは、つゆだくだくと注文し忘れてしまったこと。かつての吉野家でなら絶対につゆだくだくと付け加えることは忘れなかったのに、店が変わったことでうっかり。もう1度行って、今度はつゆだくだくで注文してみようと思う。その松屋、うちのが豚めしが美味いと言う。これも試してみようか。私が行った松屋では、豚めしの注文を受けた店員は厨房に、豚めし一丁、と言っていた。うちのがよく行く松屋では、豚一丁、と言うらしい。そしてこの、豚一丁、がうちのに大変気分を害すると言う。まるで豚の飼料のようではないか、と。しょうもないことを気にするなあ、と笑わせてもらった。現在うちのはダイエット中だから余計に気になるのだろう。本当にどうでもいいことだと思うのだけれど。
今日は生協2回目の配達日。それと我が家の冷凍庫に以前からしまっておいて昨日解凍したラム肉を使って、ラムカレーを作る予定。ラムでのカレー作りは初挑戦。野菜ごろごろの家庭的なカレーを作るか、それとも全てを摩り下ろしたり微塵切りにしたりして店で出てくるような肉をメインとしたカレーにするか、昨日から悩んでいる。どちらの方がいいのだろう。私は鍋焦がし名人でもあるから、摩り下ろしや微塵切りの方が焦がしを避け易いだろうかと思わなくもない。また冷凍するときに、ごろごろしたじゃがいもは味を落とすし。でもうちのは、家のカレーは野菜ごろごろの家庭的カレーの方が好きらしい。うーむ、悩みどころである。作るのは私だ。私の好きに作りたい。かつて野菜摩り下ろしや微塵切りでカレーを作ったことはない。挑戦したい。普段なら迷わず挑戦する。躊躇している理由はただひとつ。今回使用の肉がラムだからだ。なかなかカレーに適したラム肉を入手する機会はないので失敗は避けたい。どうしたものか。余談。前々から欲しかった、子羊料理大全を書店で見つけてパラパラと立ち読みしてみた。羊のいろんな部分を使った、それはもう美味しそうな料理が写真と共にレシピ紹介されていた。ご親切に、羊に強い肉屋の紹介もあった。でもその本を買うのはやめた。今の私に、わざわざ羊入手の為に遠出する気力はないからだ。
先日の夕飯は、山掛け蕎麦と蓮根のたらこ炒め。作り方は実に簡単。まず山掛け蕎麦。山芋を摩り下ろし、大葉を千切りにし、蕎麦を湯がいて、出汁を入れたどんぶりに蕎麦→摩り下ろした山芋→大葉の順に入れて若しくは乗せてゆくだけ。蓮根のたらこ炒めは、蓮根を輪切りにして酢水で灰汁抜きをし、フライパンで炒めてたらこパスタの素をまぶして終了。可もなく不可もなくできた夕食、の筈だった。しかし食べられた物ではなかった……。まず作っていたのがうちのの入浴中。あがった頃を見計らってテーブルに並べた。そしてすぐに食べていれば問題はなかっただろう。けれど、私は散らかった流し台を片付けるべく洗い物に精を出し、うちのは風呂上りに湿疹のできた箇所に薬を塗ったりと、出来上がりから食べ始め迄にかなりの時間を費やしてしまった。そして食卓へ。私が席に着いたときにはうちのは蕎麦を食べ終えており、蓮根をつまみにビールを飲んでいた。私が蕎麦を食べようと箸で蕎麦を運んで一口食べて、箸を置いた。ご馳走さまでした。食えたもんじゃない。伸びた蕎麦がここ迄不味いとは思っていなかった。味自体は悪くない。しかし蕎麦をすすって噛もうとしたとき、奥歯と顎に激しい違和感が発生。たった一口分のむにゅむにょとした感触に、歯も顎もおかしな感覚に見舞われ、その感覚には耐え切れなかった。普段は食べ物を残すと怒るうちのも、この日ばかりはやむを得ぬと思ったようだ。それでもこんな不味い蕎麦を完食したうちのは凄い。またおかずの蓮根の炒め物が、シャキシャキして美味しいのが完膚なき迄に違和感を増幅させた。口直しになるどころか、奥歯と顎に感じた異様な感覚がシャキシャキ感を全て凌駕してギブアップ。
以前にも書いたことがあるように、私は蟲が湧いた蕎麦を食卓に出して大顰蹙を買ったことがある。今回は蟲は湧いていなかったけれど激しく不味かった。食えた物ではない蕎麦を作らせたら、私は日本一かもしれない。最早、蕎麦という食物の存在に呪われているとしか思えない程に、私と蕎麦の相性は最悪である。自画自賛でアレだけれど、パスタはそれなりに美味しく作れる。うどんは私が嫌いなのでまず食卓には出さない。という訳で、比較できる麺類は蕎麦とパスタ。どうしてこんなにも深くて暗い溝が発生するのだろうか。和洋料理の腕に差がある訳でもないのに。うちで唯一うまくできた蕎麦は、去年の年越し蕎麦だけだ。何が違ったのだろう。麺や出汁はそれぞれ違うが、そこが問題ではないように思う。あのときの蕎麦の出来自体は格別美味しい物でもなかったけれど、私の作る蕎麦、としては別格の出来だったと言えよう。そんなこんなで不味い蕎麦を作らせたら日本一と自覚できた私、もう今後は年越し蕎麦以外は作らないことを固く決意するに至った。
話を変えて、最近好評だった料理。某巨大掲示板某板某スレで紹介されていた鶏レタス。これは鍋底に適当な野菜を敷き、その上に強く塩胡椒した鶏を乗せ、その上に適当に千切ったレタスを鍋いっぱいに入れて蓋をして中火でひたすら煮込むだけの料理。これのアレンジとして、私は底にトマト、その上に生きくらげ、その上に鶏の変わりの豚コマ、そしてレタス1玉で作った。煮込んだのは30分くらいか。レタスから水分がたっぷり出て実に美味しく出来上がった。水分が出たレタスは嵩が減り鍋いっぱいだった具は完成時には鍋の半分くらい迄に減っていた。それでもボリュームたっぷりで簡単で美味しく、うちの定番メニューのひとつになりそうである。このメニューを公開した名無しさんは、そのスレでは高い評価を得ている。定番メニューといえば、我が家の休日のブランチ定番はホットサンド。これはホットサンド器を使った料理ではなく、食パンにとろけるチーズとベーコンかハムを全体に乗せたものをふたつ用意し、どちらか1枚に塩胡椒またはクレイジーソルトで味付け。3分程トースターで焼いて、どちらか1枚にケチャップを適量かけて2枚を重ね合わせただけの簡単料理。毎週出されるので、うちのはそろそろ飽きてきたようだが、気にしない。簡単だし、私は飽きていないから。
外食の話に移る。この間、テレビで松屋にて牛めし復活を知り、4年ぶりくらいに松屋に行った。松屋蛙混入クレーム事件を聞いて以来、ずっと足を遠ざけていたのだ。そして牛めし。具の量が少ないのは仕方がないのか。惜しむべくは、つゆだくだくと注文し忘れてしまったこと。かつての吉野家でなら絶対につゆだくだくと付け加えることは忘れなかったのに、店が変わったことでうっかり。もう1度行って、今度はつゆだくだくで注文してみようと思う。その松屋、うちのが豚めしが美味いと言う。これも試してみようか。私が行った松屋では、豚めしの注文を受けた店員は厨房に、豚めし一丁、と言っていた。うちのがよく行く松屋では、豚一丁、と言うらしい。そしてこの、豚一丁、がうちのに大変気分を害すると言う。まるで豚の飼料のようではないか、と。しょうもないことを気にするなあ、と笑わせてもらった。現在うちのはダイエット中だから余計に気になるのだろう。本当にどうでもいいことだと思うのだけれど。
今日は生協2回目の配達日。それと我が家の冷凍庫に以前からしまっておいて昨日解凍したラム肉を使って、ラムカレーを作る予定。ラムでのカレー作りは初挑戦。野菜ごろごろの家庭的なカレーを作るか、それとも全てを摩り下ろしたり微塵切りにしたりして店で出てくるような肉をメインとしたカレーにするか、昨日から悩んでいる。どちらの方がいいのだろう。私は鍋焦がし名人でもあるから、摩り下ろしや微塵切りの方が焦がしを避け易いだろうかと思わなくもない。また冷凍するときに、ごろごろしたじゃがいもは味を落とすし。でもうちのは、家のカレーは野菜ごろごろの家庭的カレーの方が好きらしい。うーむ、悩みどころである。作るのは私だ。私の好きに作りたい。かつて野菜摩り下ろしや微塵切りでカレーを作ったことはない。挑戦したい。普段なら迷わず挑戦する。躊躇している理由はただひとつ。今回使用の肉がラムだからだ。なかなかカレーに適したラム肉を入手する機会はないので失敗は避けたい。どうしたものか。余談。前々から欲しかった、子羊料理大全を書店で見つけてパラパラと立ち読みしてみた。羊のいろんな部分を使った、それはもう美味しそうな料理が写真と共にレシピ紹介されていた。ご親切に、羊に強い肉屋の紹介もあった。でもその本を買うのはやめた。今の私に、わざわざ羊入手の為に遠出する気力はないからだ。
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