珍しく朝も早よから、と言いつつ8時過ぎに起床。十分珍しい時間。なのでうちのに簡単なホットサンドを朝食として出した。その後布団でうだうだと、眠い〜、を連発する私にうちのが、鞄からファイルを取って、と。中身は今日うちのの職場で行われる健康診断の説明書と問診表。うちのに朝食を出しつつ、胃カメラはないの? と訊くと、ないよ、と。私が社会に出て受けた健康診断は只一度であり、そのときに胃カメラではないけれどバリウムは飲まされたので、健康診断=バリウム必須の図式ができてしまっている。うちのが朝食を食べている間に私が説明書を読んでいると、午前中に受診する方は朝食・喫煙はお控えください、の一文が。……時、既に遅し。きっと何かしら再受診になるのだろう。なんでこういう大事な一文を読み落とすのか、さっぱり解らん。注意力が足りないのか、胃の検査はないという勝手な思い込みなのか。どちらにしろ、私には知ったこっちゃなし。ただ、会社の規定で無料で診断が受けられていいなあと思うばかり。持病持ち、薬が手放せない身としては無料健康診断は相当に魅力的なものなのだ。保険適用でも実費となると幾らかかることやら。
先日、夜に激しい発作に襲われた。本気で、死ぬかも……、と感じる発作は初めてだった。心臓が傷み呼吸が苦しくなるのは私の発作のデフォルトのようなものだが、先日は胃迄もがチクチク痛み、またこの痛みや苦しみが通常の発作時間よりも長くつらいことこの上なし。うちのも心配し、取り敢えず胃薬とソラナックスを投入。トイレに行くも上からか下からか予測不能。薬を入れたばかりで上からは勿体無いと思い、座って落ち着こうとするも出る気配はなかなか訪れず、そのまま布団に戻った。暫くして痛みは少し和らいだものの続いてはいる。いよいよ救急車か……と悩んだが思いとどまった。理由は、そのとき私が非常にばっちかったからである。相変わらず定期的入浴ができていないのだ。発作が治まってから、今後は死を意識するような発作がまた起きかねないことを思い、入浴への姿勢を変えねばと真剣に考えた。ばあちゃんの台詞を思い出した。いつ事故に遭ったり急病になるか判らない。だから身綺麗にしておいて下着にも気を使っておかねばならない。この台詞を聞いたときは、そんな救急事態に身綺麗だなんだと要っている余裕はなかろうて、という感想を抱いたけれど、今回のことでしみじみと思い知らされた。恥ずかしくない程度には常に清潔を保たねばならないのだな。
私が心臓関係の内科検査を受けてからもう1年が経つ。その間に受けた他の検査といえば血液検査1回のみ。そろそろまた検査を受けた方がいいんだろうなあ、と思いつつ先延ばしにしている。私は病院嫌いなのだ。特に嫌いなのが歯医者。キュイーンという派を削る音も苦手だし、何よりも麻酔がダメ。表面麻酔を使ってもらって本麻酔のチクリという痛みは避けられても、その注射針が歯茎の奥に進められて歯の神経近くをぐりぐりする感覚がとにかくダメ。書いていて吐き気を催してくる程。現在自覚している要治療の歯は7本。うち2本は時々欠ける。それでも歯医者に行っていない。近所に大学病院があるので1週間くらい入院して全身麻酔で一気に治療して欲しいのだが、うちのが難色を示している。これだけ治療箇所が多ければ通院治療も入院治療も医療費に差はないのに。何度も話し合っているのにいつ迄経ってもOKが出ない。どうしたものか。PD患者の多くに広場恐怖がある。私には余りないけれどゼロではない。広場恐怖とは逃げられない空間で起きるものであり、故に治療台から動けなくなる歯医者を敬遠するPD患者も少なくない。激しく気持ちがわかる。
また先日ネットで、心療歯科なる物の存在を知った。一般歯科に信頼を寄せられない者や精神疾患患者の為の治療をしてくれる歯科である。多くは笑気ガスを用いるらしい。歯医者嫌いといえども生活に不自由を感じてもいる為に治療したい気は当然あり、近所で心療歯科はないかと探した。……なかった。以前、何度か通った歯科の待合室に貼り紙があった。1回の治療時間は15分程度です。何かの規則でそのように定められているらしい。私から見たら余計な規則である。できれば、1度の治療で悪くなっている箇所を全部削って型を取り、次の治療でクラウンを嵌めて終了して欲しい。半日がかり、1日がかりでも構わない。何度も通院をして何度も麻酔を受けるのが本当に苦痛なのだ。こういう声は取り上げてもらえないのだろうか。それとも取り上げることは可能でも保険対象外になってしまうのだろうか。歯の異常は口腔内だけでなく、その他の部分にも多大な悪影響を与える。肩凝りや頭痛などが代表例か。私も肩凝り持ちであり偏頭痛持ちである。きっと歯の治療をすれば改善するんだろうなあとは思っているが、歯医者への恐怖心が勝っている。子供の頃から鼻炎持ちで鼻呼吸がつらいこと、ずっと口を空けていることができずに苛ついた歯科医に抓られた記憶、無理矢理口の大きさに合わない開口具をつけられた記憶などが甦る。心療歯科のサイトに、歯科医と患者の意思疎通が上手くいかずに患者の足が歯科から遠ざかる例が多くあった。歯科のカウンセリングはどこかずれていると私も思う。ここは酷いですね、ここも治さなければならないですね、といった説明が精々。懇切丁寧に、この歯はC3なのでこれこれこういう手順で治療します、などと説明してくれる歯科に出会ったことがない。そして妙に丁寧だなと思うと、膨大な価格で口腔内全改造のような見積もりを出してきたり。適切な治療カウンセリングが欲しい。素人だからって説明しても解んねーだろ的空気を感じる。素人でも解るように説明するのが全科医師に義務付けて欲しい。その上でやっぱり全身麻酔希望……。それが無理ならせめて笑気ガスを……。近所の歯科に片っ端から電話して治療方針をいちいち訊いて回らなければならないのか。何科にも言えることだけれど、素人だと見縊らずに適切なカウンセリングと治療をしてくれる病院が増えて欲しい。また歯科に限って言えば、助手が素手で口腔内に指を入れてきたこともあった。ゴム手必須だろうが。けれど口を空けていなければならず、指摘できない悔しさったらもう。衛生面に問題のある病院も多いことよ。
BGM/シングル「刀と鞘」、アルバム「人間失格」
先日、夜に激しい発作に襲われた。本気で、死ぬかも……、と感じる発作は初めてだった。心臓が傷み呼吸が苦しくなるのは私の発作のデフォルトのようなものだが、先日は胃迄もがチクチク痛み、またこの痛みや苦しみが通常の発作時間よりも長くつらいことこの上なし。うちのも心配し、取り敢えず胃薬とソラナックスを投入。トイレに行くも上からか下からか予測不能。薬を入れたばかりで上からは勿体無いと思い、座って落ち着こうとするも出る気配はなかなか訪れず、そのまま布団に戻った。暫くして痛みは少し和らいだものの続いてはいる。いよいよ救急車か……と悩んだが思いとどまった。理由は、そのとき私が非常にばっちかったからである。相変わらず定期的入浴ができていないのだ。発作が治まってから、今後は死を意識するような発作がまた起きかねないことを思い、入浴への姿勢を変えねばと真剣に考えた。ばあちゃんの台詞を思い出した。いつ事故に遭ったり急病になるか判らない。だから身綺麗にしておいて下着にも気を使っておかねばならない。この台詞を聞いたときは、そんな救急事態に身綺麗だなんだと要っている余裕はなかろうて、という感想を抱いたけれど、今回のことでしみじみと思い知らされた。恥ずかしくない程度には常に清潔を保たねばならないのだな。
私が心臓関係の内科検査を受けてからもう1年が経つ。その間に受けた他の検査といえば血液検査1回のみ。そろそろまた検査を受けた方がいいんだろうなあ、と思いつつ先延ばしにしている。私は病院嫌いなのだ。特に嫌いなのが歯医者。キュイーンという派を削る音も苦手だし、何よりも麻酔がダメ。表面麻酔を使ってもらって本麻酔のチクリという痛みは避けられても、その注射針が歯茎の奥に進められて歯の神経近くをぐりぐりする感覚がとにかくダメ。書いていて吐き気を催してくる程。現在自覚している要治療の歯は7本。うち2本は時々欠ける。それでも歯医者に行っていない。近所に大学病院があるので1週間くらい入院して全身麻酔で一気に治療して欲しいのだが、うちのが難色を示している。これだけ治療箇所が多ければ通院治療も入院治療も医療費に差はないのに。何度も話し合っているのにいつ迄経ってもOKが出ない。どうしたものか。PD患者の多くに広場恐怖がある。私には余りないけれどゼロではない。広場恐怖とは逃げられない空間で起きるものであり、故に治療台から動けなくなる歯医者を敬遠するPD患者も少なくない。激しく気持ちがわかる。
また先日ネットで、心療歯科なる物の存在を知った。一般歯科に信頼を寄せられない者や精神疾患患者の為の治療をしてくれる歯科である。多くは笑気ガスを用いるらしい。歯医者嫌いといえども生活に不自由を感じてもいる為に治療したい気は当然あり、近所で心療歯科はないかと探した。……なかった。以前、何度か通った歯科の待合室に貼り紙があった。1回の治療時間は15分程度です。何かの規則でそのように定められているらしい。私から見たら余計な規則である。できれば、1度の治療で悪くなっている箇所を全部削って型を取り、次の治療でクラウンを嵌めて終了して欲しい。半日がかり、1日がかりでも構わない。何度も通院をして何度も麻酔を受けるのが本当に苦痛なのだ。こういう声は取り上げてもらえないのだろうか。それとも取り上げることは可能でも保険対象外になってしまうのだろうか。歯の異常は口腔内だけでなく、その他の部分にも多大な悪影響を与える。肩凝りや頭痛などが代表例か。私も肩凝り持ちであり偏頭痛持ちである。きっと歯の治療をすれば改善するんだろうなあとは思っているが、歯医者への恐怖心が勝っている。子供の頃から鼻炎持ちで鼻呼吸がつらいこと、ずっと口を空けていることができずに苛ついた歯科医に抓られた記憶、無理矢理口の大きさに合わない開口具をつけられた記憶などが甦る。心療歯科のサイトに、歯科医と患者の意思疎通が上手くいかずに患者の足が歯科から遠ざかる例が多くあった。歯科のカウンセリングはどこかずれていると私も思う。ここは酷いですね、ここも治さなければならないですね、といった説明が精々。懇切丁寧に、この歯はC3なのでこれこれこういう手順で治療します、などと説明してくれる歯科に出会ったことがない。そして妙に丁寧だなと思うと、膨大な価格で口腔内全改造のような見積もりを出してきたり。適切な治療カウンセリングが欲しい。素人だからって説明しても解んねーだろ的空気を感じる。素人でも解るように説明するのが全科医師に義務付けて欲しい。その上でやっぱり全身麻酔希望……。それが無理ならせめて笑気ガスを……。近所の歯科に片っ端から電話して治療方針をいちいち訊いて回らなければならないのか。何科にも言えることだけれど、素人だと見縊らずに適切なカウンセリングと治療をしてくれる病院が増えて欲しい。また歯科に限って言えば、助手が素手で口腔内に指を入れてきたこともあった。ゴム手必須だろうが。けれど口を空けていなければならず、指摘できない悔しさったらもう。衛生面に問題のある病院も多いことよ。
BGM/シングル「刀と鞘」、アルバム「人間失格」
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