レア物とかプレミア物とか評価とか
2004年1月19日 本・映画・音楽など 現在20日の日中。
10日付の日記に書いた、うちのが欲しがっていたネットオークションの出品物がどうにか落札でき、さっき届いた。20年程前の小雑誌4冊。椎名誠が某コラムで扱き下ろしたアレだ。うちのの入札額上限設定ギリギリで決着した物。入札者数1桁。けれどかなりの高値になった。私ともうひとりの入札者で終了時間を延長させつつ競りに競った。私は賭博打ちの素質に欠ける競ると熱くなるタイプであり、上限設定を超えても粘る気で挑み、そこに達する迄に相手が降りてくれた。届いた商品は年月に伴う劣化を考えれば傷みは許容範囲であり、満足のいく物だった。うちのの上限設定額は20000円。ということは、うちのにとって1冊に5000円出す価値のある物だった訳で、届いてからネットで市場価格を調べてみた。……ヒットなし。サブカル誌に強そうな古書店でも、高価買取リストに入っていただけで店に在庫はなさそうである。持っている人のレビューが書かれたサイトもあり読んでみたところ、その人も創刊号は見たことがないらしい。今回手にした4冊が創刊号から休刊(?)迄の全てである。レア物好きでサブカル好きな私としては嬉しい限り。うちのが読んでからじっくり楽しませてもらおう。サブカルに強そうなネット古書店数軒を覗いてみたところ、私が実家に置きっぱなしにしてある本が何冊もプレミア扱いになっていた。青林堂関係のコミックスに希少価値が付いているのは知っていたけれど、驚いた雑誌があった。数号で廃刊(?)になった某お笑い雑誌。確か実家に創刊号と2号はあった筈。あんなものにプレミアが付いていたなんて意外。本は取っておく物だ。売る気はないけど。月刊OUTにもプレミアを付けている古書店もあった。あれは全部捨ててしまった気がする。悔しい。
散財好きの私が親によく言われていた言葉のひとつに、お金はいつでも役に立つけれど物に代えたら終わり、というのがある。本、音源、貴金属や骨董類には当て嵌まらないのになあ、といつも思っていた。骨董類蒐集の趣味はないけれど。あ、ひとつ寝かせている未使用の皿がある。もらい物のロイヤルコペンハーゲンの限定絵皿。数年では価格高騰しないだろうが、数十年も経てば高値になると見込んでいる。うちのは皿や茶碗の価値を知らないのでもらってきてすぐに、いらねー、と抜かしていた。莫迦だ。寝かせれば高値になると諭して保管している。うちのは莫迦で、私は厭らしい。もらい物なのにいらねー。もらい物なのに将来売ることを前提に保管。どっちもどっちか。衣類にはなかなかプレミアが付かない。付くとすれば、発売直後に完売した物くらい。コスメだと廃盤・限定品はままプレミアが付く。食品だとワインや日本酒などの酒類くらいしか思い付かない。ブランド物のテディ・ベアあたりは判り易くプレミアが付くが、これも骨董扱いか。尤も、プレミアを見込んで物を買うのは莫迦らしい。自分の好きな物を買って、読むなり使うなりしてその後にプレミアが付いていることを知るのが私は楽しい。
先日、都内某所にてマニア向けの漫画喫茶らしき店を発見した。そこらの漫画喫茶よりもやや高値。正確には覚えていないけれど看板に、稀少本多数、というようなことが書かれていた。本当に稀少本が多くあるのだろうか。「カムイ伝」全巻くらいでそんなことを謳っていたら鼻で笑わせてもらいたい。看板に書く程に在庫に自信があるということは、ちゃんと「最後の世界大戦」を置いてあるんだろうな、と。この「最後の世界大戦」、非常に読んでみたい1冊である。某漫画専門古書店で昔見かけたことがある。気軽に手に取れる書棚ではなく、鍵付きの硝子ケースに飾られていた。100万だかそれ位の価格設定だったと記憶している。が、今調べたら市場価格300万だったことが判明。今もあるのだろうか。もう売れてしまっただろうか。あったところで購入するような金銭的余裕はないけれど気になる。近々、私はひとつ歳を取る。うちのがさっき、欲しい物はある? とメールで訊いてきた。ボディピアスを入れたいというのは却下されたので無しとして、これをねだったらどんな反応をされるのだろう……正座させられて叱られそうな悪寒。そもそも今現在市場に出回っているかどうかも確かではない。手元に来なくてもいい。ただただ読んでみたい。
昨夜、ネットオークションにて出品されていた某雑誌が3000円強で決着した。私は2000円で降りた。バンド・ブームの頃の雑誌で、表紙と特集が愛しの君のバンドの物。欲しかったけれど3000円の価値は見出せなかった。特集ページも何ページ組まれていたか質問し忘れていたし。愛しの君のバンドは、お世辞にも売れているとは言えない。デビュー当時からコアなファンこそ付いていたけれど、大衆受けはしていなかった。因ってネットオークションに古い廃盤音源やその他グッズなどのレア物が出ると高値になる。それはいい。廃盤物や入手困難な物が高値になるのは当然だと思う。けれど中には勘違いした出品者がいることも確か。現行商品なのに、レア物、と謳っていたり、廃盤、などと虚偽記述をしていたり。1度、現行で初版商品なのにうっかりほぼ定価で落札してしまったことがあるけれど、その出品者は既にこのバンドから離れていて初版が未だ現行だと知らなかったようだし、私も知らなかったので致し方ない。けれどその後、同一商品にプレミアを付けて出品している者を発見。勘違いサンなのか現状を知ってのことなのかは不明。当然ながら落札されることはなく、回転している。衣類等ではまず見ないけれど、このバンド関係の商品や書籍類に入札したり落札した場合、他の入札者の評価欄からオークション購入履歴を見ることがある。皆、似たり寄ったりの趣味をしている。冒頭に書いたミニコミ誌で競り合った相手は、明白にサブカル・猟奇好きの人だった。自分がこういうことをしているので、他者から見た私の履歴の感想も少し気になる。9割方は衣類の出品及び落札だけれど、その中に場違いな物が紛れ込んでいる。私の使用しているIDはうちのと共同で使っている物だけれど果たして複数者が使っている者と見られているのか、それとも同一者が手広く出品・落札していると見られているのか。一番確率が高いのは、人はそこ迄見ちゃいないのでは、だと思っている。
10日付の日記に書いた、うちのが欲しがっていたネットオークションの出品物がどうにか落札でき、さっき届いた。20年程前の小雑誌4冊。椎名誠が某コラムで扱き下ろしたアレだ。うちのの入札額上限設定ギリギリで決着した物。入札者数1桁。けれどかなりの高値になった。私ともうひとりの入札者で終了時間を延長させつつ競りに競った。私は賭博打ちの素質に欠ける競ると熱くなるタイプであり、上限設定を超えても粘る気で挑み、そこに達する迄に相手が降りてくれた。届いた商品は年月に伴う劣化を考えれば傷みは許容範囲であり、満足のいく物だった。うちのの上限設定額は20000円。ということは、うちのにとって1冊に5000円出す価値のある物だった訳で、届いてからネットで市場価格を調べてみた。……ヒットなし。サブカル誌に強そうな古書店でも、高価買取リストに入っていただけで店に在庫はなさそうである。持っている人のレビューが書かれたサイトもあり読んでみたところ、その人も創刊号は見たことがないらしい。今回手にした4冊が創刊号から休刊(?)迄の全てである。レア物好きでサブカル好きな私としては嬉しい限り。うちのが読んでからじっくり楽しませてもらおう。サブカルに強そうなネット古書店数軒を覗いてみたところ、私が実家に置きっぱなしにしてある本が何冊もプレミア扱いになっていた。青林堂関係のコミックスに希少価値が付いているのは知っていたけれど、驚いた雑誌があった。数号で廃刊(?)になった某お笑い雑誌。確か実家に創刊号と2号はあった筈。あんなものにプレミアが付いていたなんて意外。本は取っておく物だ。売る気はないけど。月刊OUTにもプレミアを付けている古書店もあった。あれは全部捨ててしまった気がする。悔しい。
散財好きの私が親によく言われていた言葉のひとつに、お金はいつでも役に立つけれど物に代えたら終わり、というのがある。本、音源、貴金属や骨董類には当て嵌まらないのになあ、といつも思っていた。骨董類蒐集の趣味はないけれど。あ、ひとつ寝かせている未使用の皿がある。もらい物のロイヤルコペンハーゲンの限定絵皿。数年では価格高騰しないだろうが、数十年も経てば高値になると見込んでいる。うちのは皿や茶碗の価値を知らないのでもらってきてすぐに、いらねー、と抜かしていた。莫迦だ。寝かせれば高値になると諭して保管している。うちのは莫迦で、私は厭らしい。もらい物なのにいらねー。もらい物なのに将来売ることを前提に保管。どっちもどっちか。衣類にはなかなかプレミアが付かない。付くとすれば、発売直後に完売した物くらい。コスメだと廃盤・限定品はままプレミアが付く。食品だとワインや日本酒などの酒類くらいしか思い付かない。ブランド物のテディ・ベアあたりは判り易くプレミアが付くが、これも骨董扱いか。尤も、プレミアを見込んで物を買うのは莫迦らしい。自分の好きな物を買って、読むなり使うなりしてその後にプレミアが付いていることを知るのが私は楽しい。
先日、都内某所にてマニア向けの漫画喫茶らしき店を発見した。そこらの漫画喫茶よりもやや高値。正確には覚えていないけれど看板に、稀少本多数、というようなことが書かれていた。本当に稀少本が多くあるのだろうか。「カムイ伝」全巻くらいでそんなことを謳っていたら鼻で笑わせてもらいたい。看板に書く程に在庫に自信があるということは、ちゃんと「最後の世界大戦」を置いてあるんだろうな、と。この「最後の世界大戦」、非常に読んでみたい1冊である。某漫画専門古書店で昔見かけたことがある。気軽に手に取れる書棚ではなく、鍵付きの硝子ケースに飾られていた。100万だかそれ位の価格設定だったと記憶している。が、今調べたら市場価格300万だったことが判明。今もあるのだろうか。もう売れてしまっただろうか。あったところで購入するような金銭的余裕はないけれど気になる。近々、私はひとつ歳を取る。うちのがさっき、欲しい物はある? とメールで訊いてきた。ボディピアスを入れたいというのは却下されたので無しとして、これをねだったらどんな反応をされるのだろう……正座させられて叱られそうな悪寒。そもそも今現在市場に出回っているかどうかも確かではない。手元に来なくてもいい。ただただ読んでみたい。
昨夜、ネットオークションにて出品されていた某雑誌が3000円強で決着した。私は2000円で降りた。バンド・ブームの頃の雑誌で、表紙と特集が愛しの君のバンドの物。欲しかったけれど3000円の価値は見出せなかった。特集ページも何ページ組まれていたか質問し忘れていたし。愛しの君のバンドは、お世辞にも売れているとは言えない。デビュー当時からコアなファンこそ付いていたけれど、大衆受けはしていなかった。因ってネットオークションに古い廃盤音源やその他グッズなどのレア物が出ると高値になる。それはいい。廃盤物や入手困難な物が高値になるのは当然だと思う。けれど中には勘違いした出品者がいることも確か。現行商品なのに、レア物、と謳っていたり、廃盤、などと虚偽記述をしていたり。1度、現行で初版商品なのにうっかりほぼ定価で落札してしまったことがあるけれど、その出品者は既にこのバンドから離れていて初版が未だ現行だと知らなかったようだし、私も知らなかったので致し方ない。けれどその後、同一商品にプレミアを付けて出品している者を発見。勘違いサンなのか現状を知ってのことなのかは不明。当然ながら落札されることはなく、回転している。衣類等ではまず見ないけれど、このバンド関係の商品や書籍類に入札したり落札した場合、他の入札者の評価欄からオークション購入履歴を見ることがある。皆、似たり寄ったりの趣味をしている。冒頭に書いたミニコミ誌で競り合った相手は、明白にサブカル・猟奇好きの人だった。自分がこういうことをしているので、他者から見た私の履歴の感想も少し気になる。9割方は衣類の出品及び落札だけれど、その中に場違いな物が紛れ込んでいる。私の使用しているIDはうちのと共同で使っている物だけれど果たして複数者が使っている者と見られているのか、それとも同一者が手広く出品・落札していると見られているのか。一番確率が高いのは、人はそこ迄見ちゃいないのでは、だと思っている。
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