正式名称・センタータン
2004年1月17日 メイク・ファッション・ピアス 現在、18日になったばかり。
先日、芥川賞と直木賞が発表された訳だが……。賞の性質が毎年変わってきているようで悲しい。特に芥川賞。作品の質よりも話題性優先。出版不況もココ迄きたか。直木賞。大沢、頑張ったな。というのが正直な感想。大極宮ウハウハ。かつてはライターの上がりは作家と言われたものだが、今はライターの先に作家があり、その作家の上がりはプロデュース業なのかもしれない。宮部・京極のW受賞は昨今のエンタテインメントな文学作品はミステリしかないと印象付けられたような。私はミステリ愛読者だけれども、何だかなあ、と思わせられた。ミステリ以外に娯楽的な文芸が皆無かのような。うちのも私も元々出版業界の人間であり、自然と今回の芥川賞・直木賞について話になった。個人的意見。受賞作は放っておいてもそこそこ売れるだろう。質に関わらず。ならば、敢えて売れ線の作品・作家に与えずとも、もっと地味な作品・作家に与えられた方が業界活性化に繋がるのではなかろうか。特に直木賞のふたりは出せばヒットになる人気作家。今更、箔も要らなかろう。芥川賞に関しては……。作家に必要なものはアイドル性か? どこぞの文学誌の新人賞じゃあるまいし。作品にケチをつけているのではない。選者にケチをつけているのだ。
今回受賞の4作品は全て未読。でも一言言いたい作品がひとつ。作品名は敢えて伏せて、タイトルにピアスがつくアレ。物事について、間違った認識に基づいて書かれた作品に賞を与えるというのは、著者もさることながら選者の質の低さも伺われる。昨今、ピアス熱が高まっている私は、某巨大掲示板某板某スレを隅々迄読んでおり、当然のようにこの作品の話が出てきていた。そして叩かれていた。叩かれている原因は、センタータンへのピアッシングについての著述である。この作品内で行われるセンタータンへのピアッシングでは、ピアッサーを使用しているらしい。SMグッズも置いているピアスショップにて彫り師がピアッサーでピアッシングとは……。どうもピアッサー=ピアッシング施術師という文脈ではないようだ。彫り師がピアスショップにてピアッサーでピアッシングというのは、騎手がカジノにてパドルでチンチロ並みにへんてこだ。またタンなどではなく、舌ピと書かれているとか。買う価値はなさそうなので1度立ち読みでもしてみるか。某スレは正しいピアッシング及びピアスについての知識普及に励んでおり、ピアッサー使用はまず叩きの標的にされる。イヤロブへの使用は推奨こそされないもののセーフの扱い。基本的にピアッシングにはニードル使用が理想とされている。スタジオでのニードル>セルフでのニードル>>ピアッサー>>>(越えられない壁)>>>安全ピンやマチ針。巷で舌ピと呼ばれるセンタータンへのピアッシング、同じく臍ピと呼ばれるネイブルヘのピアッシングは、流行っていることに反してかなり難しい。タンは裏側に太い血管が数本存在しており、それらを避けて真っ直ぐにピアッシングするのは素人には至難の技。ネイブルは排除率の高い箇所であり、カーブドバーベルやリングが基本。簡単に入手できるピアッサーの殆どがストレートのキャッチ式であり、タンやネイブルへのピアッシングには不向き。キャッチ式については洗浄が難しく不潔になり易いことから、ボディピアス愛好家には敬遠されている。洗浄に関しては個々のやり方次第でどうとでも……というのが私の考え方ではあるが、やはりタンやネイブルヘのピアッサー使用は如何なものかと思う。確かに問題なく完治してしまう人もいる。けれど安全性を高めたければ正しいピアッシング方法及びピアスを用いるべきである。で、タイトルにピアスがつくアレ。作者が若いこともあり、読者も若年者が多かろうと予想される。ボディピアスという趣味は、悲しきかな社会では異端であり正しい知識所有者は少ない。作品を読んで、気軽に市販の舌用と謳われたただ長いだけのイヤロブ用と何ら変わりのないピアッサーで空けてしまう人の存在が気になる。読む→恰好いい→セルフで舌ピ。ってのが絶対に出てくる。断言。当然、そんな奴はセンタータンなどと言わず、舌ピ。莫迦。医師法17条の話はさておき、ピアススタジオの存在を知らず病院で空けるなら安心と思っている者も少なくない。セルフよりも病院の方がいいというのには、条件がつく。使い捨てでニードルその他の器具を使っていること。ピアスガンの使い回しをしている病院で空けるくらいなら、セルフでピアッサーを使った方が、まだ衛生面では安心だと私は思っている。
友人が先日病院でピアスを空けてきた。どのように空けたかは聞いていないが、彼女からのメールを読んで病院の質は見当がついた。左右イヤロブにひとつずつピアッシングをした数日後、彼女は右耳にもうひとつピアッシングしに、その病院を訪れた。ファーストピアスを選ぶにあたり、気に入った物がなかったらしく、数日前に空けたときのファーストピアスを使い回したらしい。そしてその数日前に空けたホールには、彼女が持参したピアス。イヤロブへのファーストピアスに多く用いられている物は16〜14G。彼女が持参したピアスは、送ってもらった画像から判断するにファッションピアスであり22〜20Gと思われる。ピアスホールは大きい方が完治が早い。要らぬお世話と解っていつつも、彼女のホールの完成が無事にできるか気になる。
こんなことを書きつつも先日イヤロブにピアスホールを作るにあたり、ピアッサーを使用した私。左イヤロブにつけた金のファーストが気になっている。このファースト、斜めになっているのは自業自得であり、弄らない方がいいと承知しつつも移動を願って真っ直ぐのホールになるといいなと願いつつ裏側から調整を試みたりしているのはともかく、どうもホットソークができないらしい。一昨日、近所の薬局に洗浄用の薬用ハンドソープとホットソーク用の生理食塩水を買いに行った。そのときレジにいたのが顔見知りの薬剤師さんだった為、金とチタンが塩で劣化するかどうかを訊いてみた。傍にいた別の薬剤師さんが答えてくれた。大丈夫ですよ。なら安心……と店を出ようとしたところ、顔見知りの薬剤師さんと答えてくれた薬剤師さんの会話が聞こえてきた。メッキはダメだけどね。レジに戻って再質問。チタンはメッキだろうとなんだろうとOK、金はメッキだと塩で劣化するとのこと。私が先日つけたファーストは安物であるが故、恐らくみっつ全てメッキだと思われる。右のチタンふたつを入れているホールはホットソークできるだろう。左は……。こまめに洗浄をするのは当然として、早々にチタンなりサージカルステンレスなりに交換した方がいいものかどうか悩むところ。Nにでも電話して訊いた方が早そうであるけれど躊躇っている。どうせなら行って左イヤロブにあとふたつ空けてもらって、ついでに相談もしたい。特に空けたいと思っている位置の一箇所が、排除且つ軟骨に掠る危険のある箇所であり、セルフで空けるのは少々不安なのだ。相談するなら早めの方がいいに決まっているけれど、明らかにセルフでピアッサーでというピアスを付けたまま行くのも憚られる。それにどうせなら軟骨部分への相談もしたい。取り敢えず来月末迄は今のホールを育てることに専念するのが賢明か。
先日、芥川賞と直木賞が発表された訳だが……。賞の性質が毎年変わってきているようで悲しい。特に芥川賞。作品の質よりも話題性優先。出版不況もココ迄きたか。直木賞。大沢、頑張ったな。というのが正直な感想。大極宮ウハウハ。かつてはライターの上がりは作家と言われたものだが、今はライターの先に作家があり、その作家の上がりはプロデュース業なのかもしれない。宮部・京極のW受賞は昨今のエンタテインメントな文学作品はミステリしかないと印象付けられたような。私はミステリ愛読者だけれども、何だかなあ、と思わせられた。ミステリ以外に娯楽的な文芸が皆無かのような。うちのも私も元々出版業界の人間であり、自然と今回の芥川賞・直木賞について話になった。個人的意見。受賞作は放っておいてもそこそこ売れるだろう。質に関わらず。ならば、敢えて売れ線の作品・作家に与えずとも、もっと地味な作品・作家に与えられた方が業界活性化に繋がるのではなかろうか。特に直木賞のふたりは出せばヒットになる人気作家。今更、箔も要らなかろう。芥川賞に関しては……。作家に必要なものはアイドル性か? どこぞの文学誌の新人賞じゃあるまいし。作品にケチをつけているのではない。選者にケチをつけているのだ。
今回受賞の4作品は全て未読。でも一言言いたい作品がひとつ。作品名は敢えて伏せて、タイトルにピアスがつくアレ。物事について、間違った認識に基づいて書かれた作品に賞を与えるというのは、著者もさることながら選者の質の低さも伺われる。昨今、ピアス熱が高まっている私は、某巨大掲示板某板某スレを隅々迄読んでおり、当然のようにこの作品の話が出てきていた。そして叩かれていた。叩かれている原因は、センタータンへのピアッシングについての著述である。この作品内で行われるセンタータンへのピアッシングでは、ピアッサーを使用しているらしい。SMグッズも置いているピアスショップにて彫り師がピアッサーでピアッシングとは……。どうもピアッサー=ピアッシング施術師という文脈ではないようだ。彫り師がピアスショップにてピアッサーでピアッシングというのは、騎手がカジノにてパドルでチンチロ並みにへんてこだ。またタンなどではなく、舌ピと書かれているとか。買う価値はなさそうなので1度立ち読みでもしてみるか。某スレは正しいピアッシング及びピアスについての知識普及に励んでおり、ピアッサー使用はまず叩きの標的にされる。イヤロブへの使用は推奨こそされないもののセーフの扱い。基本的にピアッシングにはニードル使用が理想とされている。スタジオでのニードル>セルフでのニードル>>ピアッサー>>>(越えられない壁)>>>安全ピンやマチ針。巷で舌ピと呼ばれるセンタータンへのピアッシング、同じく臍ピと呼ばれるネイブルヘのピアッシングは、流行っていることに反してかなり難しい。タンは裏側に太い血管が数本存在しており、それらを避けて真っ直ぐにピアッシングするのは素人には至難の技。ネイブルは排除率の高い箇所であり、カーブドバーベルやリングが基本。簡単に入手できるピアッサーの殆どがストレートのキャッチ式であり、タンやネイブルへのピアッシングには不向き。キャッチ式については洗浄が難しく不潔になり易いことから、ボディピアス愛好家には敬遠されている。洗浄に関しては個々のやり方次第でどうとでも……というのが私の考え方ではあるが、やはりタンやネイブルヘのピアッサー使用は如何なものかと思う。確かに問題なく完治してしまう人もいる。けれど安全性を高めたければ正しいピアッシング方法及びピアスを用いるべきである。で、タイトルにピアスがつくアレ。作者が若いこともあり、読者も若年者が多かろうと予想される。ボディピアスという趣味は、悲しきかな社会では異端であり正しい知識所有者は少ない。作品を読んで、気軽に市販の舌用と謳われたただ長いだけのイヤロブ用と何ら変わりのないピアッサーで空けてしまう人の存在が気になる。読む→恰好いい→セルフで舌ピ。ってのが絶対に出てくる。断言。当然、そんな奴はセンタータンなどと言わず、舌ピ。莫迦。医師法17条の話はさておき、ピアススタジオの存在を知らず病院で空けるなら安心と思っている者も少なくない。セルフよりも病院の方がいいというのには、条件がつく。使い捨てでニードルその他の器具を使っていること。ピアスガンの使い回しをしている病院で空けるくらいなら、セルフでピアッサーを使った方が、まだ衛生面では安心だと私は思っている。
友人が先日病院でピアスを空けてきた。どのように空けたかは聞いていないが、彼女からのメールを読んで病院の質は見当がついた。左右イヤロブにひとつずつピアッシングをした数日後、彼女は右耳にもうひとつピアッシングしに、その病院を訪れた。ファーストピアスを選ぶにあたり、気に入った物がなかったらしく、数日前に空けたときのファーストピアスを使い回したらしい。そしてその数日前に空けたホールには、彼女が持参したピアス。イヤロブへのファーストピアスに多く用いられている物は16〜14G。彼女が持参したピアスは、送ってもらった画像から判断するにファッションピアスであり22〜20Gと思われる。ピアスホールは大きい方が完治が早い。要らぬお世話と解っていつつも、彼女のホールの完成が無事にできるか気になる。
こんなことを書きつつも先日イヤロブにピアスホールを作るにあたり、ピアッサーを使用した私。左イヤロブにつけた金のファーストが気になっている。このファースト、斜めになっているのは自業自得であり、弄らない方がいいと承知しつつも移動を願って真っ直ぐのホールになるといいなと願いつつ裏側から調整を試みたりしているのはともかく、どうもホットソークができないらしい。一昨日、近所の薬局に洗浄用の薬用ハンドソープとホットソーク用の生理食塩水を買いに行った。そのときレジにいたのが顔見知りの薬剤師さんだった為、金とチタンが塩で劣化するかどうかを訊いてみた。傍にいた別の薬剤師さんが答えてくれた。大丈夫ですよ。なら安心……と店を出ようとしたところ、顔見知りの薬剤師さんと答えてくれた薬剤師さんの会話が聞こえてきた。メッキはダメだけどね。レジに戻って再質問。チタンはメッキだろうとなんだろうとOK、金はメッキだと塩で劣化するとのこと。私が先日つけたファーストは安物であるが故、恐らくみっつ全てメッキだと思われる。右のチタンふたつを入れているホールはホットソークできるだろう。左は……。こまめに洗浄をするのは当然として、早々にチタンなりサージカルステンレスなりに交換した方がいいものかどうか悩むところ。Nにでも電話して訊いた方が早そうであるけれど躊躇っている。どうせなら行って左イヤロブにあとふたつ空けてもらって、ついでに相談もしたい。特に空けたいと思っている位置の一箇所が、排除且つ軟骨に掠る危険のある箇所であり、セルフで空けるのは少々不安なのだ。相談するなら早めの方がいいに決まっているけれど、明らかにセルフでピアッサーでというピアスを付けたまま行くのも憚られる。それにどうせなら軟骨部分への相談もしたい。取り敢えず来月末迄は今のホールを育てることに専念するのが賢明か。
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