自分の目で見た物が全てではないのだ
2003年12月12日 家族・メンヘル・健康など 昨夜の夕飯の献立。タンシチュー、にんじんのグラッセのバター焼き、茹でブロッコリーのバター焼き、茸のチーズリゾット、蟹と帆立のマカロニサラダ、じゃがいものスープ。食後にチョコスポンジのマロン・ショートケーキ。スープを除いては全て手作りである。うちのはまず見た目に圧倒され、凄い! を連発。そして食べて、美味い! と言ってもらえた。以前の日記で、私の料理は手の込んだ物程悪評で、テールシチューあたりを作って美味いと言わせたいと書いていた。テールシチューではないがタンシチューで野望達成。我ながらどれも美味しくできた。うちのはタンシチューを食したのは昨夜が初めてだったようで、物凄く美味しがってくれて作った甲斐があったというものである。しかしながら、今、食べ物の話を書いているだけで胸焼けをしてきている。うちのは今朝、吐いたらしい。食中りではなく食べ過ぎの所為である。それくらい食べた。今夜の夕食はサラダの残りとケーキの残り。出鱈目なメニューだが、共に足の早い物なので仕方がない。それにふたりとも当分豪華な食事は結構、という心境なのでこれでよし。明日はタンシチューのルーの残りで、ビーフストロガノフか煮込みハンバーグの予定。明日の夕食作成後は、年内はもうクリスマス迄手の込んだ物は作らない予定。夕食そのものももう作る気なし。今年の精魂は、もう残るライヴ2回とイベント1回とクリスマス分しか残っていないのだ。
昨日の日記を書き終えてから、うちのから帰宅が遅くなる旨のメールが届いた。因って最難関であったガスコンロ周辺と換気扇フィルターの掃除を開始。レンジクリーナーが1本空になった。雑巾4枚と毛糸タワシひとつがダメになった。それでもまだ落ちきっていない部分もある。もういい。落ちない部分は諦めた。手の届く範囲と落ちる部分のみ徹底的に掃除し、換気扇フィルターの上に更にフィルター、コンロ下にはアルミの下敷き、コンロ上には油跳ねガードを設置。生活感溢れるキッチンとなった。残っている私の掃除箇所は玄関と食器水切り籠と小動物1匹の寝床のみ。こんなのは年内であればいつでもいいし、さほど手間暇がかからない場所なので楽だ。そして後は現状を維持すべく英国淑女のようにこまめに、といっても週に1度くらい掃除機かけと掃き掃除と埃や汚れが目立つ部分を拭き掃除するだけ。うちののバースデー・ディナーといい、大掃除といい、今の私は達成感に溢れている。予定表前倒し作戦の甲斐あり、今の予定表にはライヴやイベントの予定以外は殆ど書き込まれていない。素晴らしい! しかし私がこんなに働くなんて異常事態だ。おかしい。天変地異が起きたら、きっと私の所為である。世の皆様、すまん。個人ひとりの達成感で世を天変地異に陥れる可能性があるなんて、私って凄い。そんな凄い私にうちのは失礼なメールや発言を何度もしてきていた。私は掃除が一段落するとうちのに、どこそこを掃除した、とメールなり口頭なりで毎回報告していたのだが、うちのはその都度、無茶するな、と返事をよこしてきていた。頑張り過ぎるな、無理するな、などなら解る。無茶とはなんだ! 失礼な奴である。それとも天変地異を危惧してのは発言だったのだろうか? そんなこんなでうちのの一大イベント終了及び大掃除一旦終了。
大掃除の最中、母方の叔母から、親に内緒で電話があった。着信拒否にしていたので気付かなかった為、こちらからかけなおした。着信拒否の理由は、親の携帯を除き親絡みの他者の電話番号の殆どを着信拒否にしている為である。親の携帯のみ着信を許可しているのは事務連絡が入る可能性がある為。今のところは何もきていないが。叔母からの用件。
・祖母が脳梗塞で倒れた
・命に別状はなく意識もしっかりしているが、黒猫を含めいろんな人に会いたがっている
・近々黒猫の親が帰省するらしいので、都合が付けば一緒に帰ってこれないか
倒れた祖母は心配である。会いたいのも帰りたいのも山々だ。しかしそれらは全て無理。理由。
・親と絶縁したときにもう葬式にも呼ばないと言われているので親と一緒の帰省など私も嫌だが、親にとっても論外であろう
・一人で帰るにしても、もし祖母が親に会ったときに、この間黒猫ちゃんが来てくれた、などと口を滑らせるとまた揉める
因って、叔母がひとりで帰省したときに黒猫が、元気で長生きしてね、と伝言していたと伝えてくれるように頼んだ。黒猫の親は黒猫の帰省を嫌がったりしないと思う、と叔母は言っていた。違うんだよな……。それ程迄に拗れる親子関係、というものが仲良し家族の叔母には信じられないのだろう。そして叔母は親の妹であり、生まれたときから親に接していた訳であり、かつての私のように、親の異常さ=普通、と思い込んでいるのだろう。また大人になってからは叔母と親は距離も離れ、それぞれの環境も変わり、叔母にとって私の親は、口煩いが気は優しく働き者の姉、と認識されていることは想像に難くない。
確かに私の親にそういう一面もある。しかしそうではない一面もあるのだ。絶縁騒動の少し前迄だろうか、私も、自分の目で見た物が真実の全て、と思っていた。違った。千里眼がある訳でもなし、人間の視野など所詮は狭いものなのだ。また、叔母に主治医の話をした。あの歳になると精神療法も効かないと言っていた、と。叔母は初め、私の話だと思ったようだが、親の話だと言うと激しく驚いていた。そして、そんなことを言う医者はどうなの? と。先日の診察時、主治医はかつてない程に私に同情的であり、あのお母さんには胃が痛くなる、1度会っただけにも拘らずそう言っていた。その親の下で27年育った私の精神が病むのも致し方なし、と主治医は思っているようである。私も同意。叔母には、叔母の知らない私の親の姿ってものもあるんだよ、とだけ伝えた。理解してくれたかどうかは解らない。以前の会話で、子供にそんなことを言われたら親としてとても悲しい、言っていた。過去の日記参照。そういうことを子供に言わせてしまう親だ、とは思えないようだ。精々、自分の子供が将来、精神科にかからずに済むよう育ててやってくれ。うちのに祖母の話をしたところ、会いに行ってくれば? と言ってくれた。揉める=また親と係わるのが嫌だし……と言うと、あんたらとは縁を切ったがばあちゃんと迄絶縁してはいないと言ってやればいい、と言われた。正論である。正論ではあるが、如何せん正論ではなく自分の理論のみが正論と思い込んでいる親だ。ばあちゃんには会いたい。けれどもそれ以上に親と係わりたくない気持ちが強い。親は、祖母にももう会ってくれるなと言ってくる前は、会いたければひとりで帰れば? と言っていた。前言撤回後の会ってくれるな発言。親にとってどちらが記憶に残っているか不明。どうしたものか……。悩みは尽きないが、叔母が親抜きに叔母の考えのみに基づいて、祖母の近況を連絡してきてくれたことには感謝。叔母の携帯の着信拒否設定は解こうと思う。携帯は会話ができればそれでよし、と考えている私はイマイチ機能を使いこなせていない。着信拒否設定はできているが、その解き方を知らないので、今から調べねば。
BGM/アルバム「頽廃藝術展」
昨日の日記を書き終えてから、うちのから帰宅が遅くなる旨のメールが届いた。因って最難関であったガスコンロ周辺と換気扇フィルターの掃除を開始。レンジクリーナーが1本空になった。雑巾4枚と毛糸タワシひとつがダメになった。それでもまだ落ちきっていない部分もある。もういい。落ちない部分は諦めた。手の届く範囲と落ちる部分のみ徹底的に掃除し、換気扇フィルターの上に更にフィルター、コンロ下にはアルミの下敷き、コンロ上には油跳ねガードを設置。生活感溢れるキッチンとなった。残っている私の掃除箇所は玄関と食器水切り籠と小動物1匹の寝床のみ。こんなのは年内であればいつでもいいし、さほど手間暇がかからない場所なので楽だ。そして後は現状を維持すべく英国淑女のようにこまめに、といっても週に1度くらい掃除機かけと掃き掃除と埃や汚れが目立つ部分を拭き掃除するだけ。うちののバースデー・ディナーといい、大掃除といい、今の私は達成感に溢れている。予定表前倒し作戦の甲斐あり、今の予定表にはライヴやイベントの予定以外は殆ど書き込まれていない。素晴らしい! しかし私がこんなに働くなんて異常事態だ。おかしい。天変地異が起きたら、きっと私の所為である。世の皆様、すまん。個人ひとりの達成感で世を天変地異に陥れる可能性があるなんて、私って凄い。そんな凄い私にうちのは失礼なメールや発言を何度もしてきていた。私は掃除が一段落するとうちのに、どこそこを掃除した、とメールなり口頭なりで毎回報告していたのだが、うちのはその都度、無茶するな、と返事をよこしてきていた。頑張り過ぎるな、無理するな、などなら解る。無茶とはなんだ! 失礼な奴である。それとも天変地異を危惧してのは発言だったのだろうか? そんなこんなでうちのの一大イベント終了及び大掃除一旦終了。
大掃除の最中、母方の叔母から、親に内緒で電話があった。着信拒否にしていたので気付かなかった為、こちらからかけなおした。着信拒否の理由は、親の携帯を除き親絡みの他者の電話番号の殆どを着信拒否にしている為である。親の携帯のみ着信を許可しているのは事務連絡が入る可能性がある為。今のところは何もきていないが。叔母からの用件。
・祖母が脳梗塞で倒れた
・命に別状はなく意識もしっかりしているが、黒猫を含めいろんな人に会いたがっている
・近々黒猫の親が帰省するらしいので、都合が付けば一緒に帰ってこれないか
倒れた祖母は心配である。会いたいのも帰りたいのも山々だ。しかしそれらは全て無理。理由。
・親と絶縁したときにもう葬式にも呼ばないと言われているので親と一緒の帰省など私も嫌だが、親にとっても論外であろう
・一人で帰るにしても、もし祖母が親に会ったときに、この間黒猫ちゃんが来てくれた、などと口を滑らせるとまた揉める
因って、叔母がひとりで帰省したときに黒猫が、元気で長生きしてね、と伝言していたと伝えてくれるように頼んだ。黒猫の親は黒猫の帰省を嫌がったりしないと思う、と叔母は言っていた。違うんだよな……。それ程迄に拗れる親子関係、というものが仲良し家族の叔母には信じられないのだろう。そして叔母は親の妹であり、生まれたときから親に接していた訳であり、かつての私のように、親の異常さ=普通、と思い込んでいるのだろう。また大人になってからは叔母と親は距離も離れ、それぞれの環境も変わり、叔母にとって私の親は、口煩いが気は優しく働き者の姉、と認識されていることは想像に難くない。
確かに私の親にそういう一面もある。しかしそうではない一面もあるのだ。絶縁騒動の少し前迄だろうか、私も、自分の目で見た物が真実の全て、と思っていた。違った。千里眼がある訳でもなし、人間の視野など所詮は狭いものなのだ。また、叔母に主治医の話をした。あの歳になると精神療法も効かないと言っていた、と。叔母は初め、私の話だと思ったようだが、親の話だと言うと激しく驚いていた。そして、そんなことを言う医者はどうなの? と。先日の診察時、主治医はかつてない程に私に同情的であり、あのお母さんには胃が痛くなる、1度会っただけにも拘らずそう言っていた。その親の下で27年育った私の精神が病むのも致し方なし、と主治医は思っているようである。私も同意。叔母には、叔母の知らない私の親の姿ってものもあるんだよ、とだけ伝えた。理解してくれたかどうかは解らない。以前の会話で、子供にそんなことを言われたら親としてとても悲しい、言っていた。過去の日記参照。そういうことを子供に言わせてしまう親だ、とは思えないようだ。精々、自分の子供が将来、精神科にかからずに済むよう育ててやってくれ。うちのに祖母の話をしたところ、会いに行ってくれば? と言ってくれた。揉める=また親と係わるのが嫌だし……と言うと、あんたらとは縁を切ったがばあちゃんと迄絶縁してはいないと言ってやればいい、と言われた。正論である。正論ではあるが、如何せん正論ではなく自分の理論のみが正論と思い込んでいる親だ。ばあちゃんには会いたい。けれどもそれ以上に親と係わりたくない気持ちが強い。親は、祖母にももう会ってくれるなと言ってくる前は、会いたければひとりで帰れば? と言っていた。前言撤回後の会ってくれるな発言。親にとってどちらが記憶に残っているか不明。どうしたものか……。悩みは尽きないが、叔母が親抜きに叔母の考えのみに基づいて、祖母の近況を連絡してきてくれたことには感謝。叔母の携帯の着信拒否設定は解こうと思う。携帯は会話ができればそれでよし、と考えている私はイマイチ機能を使いこなせていない。着信拒否設定はできているが、その解き方を知らないので、今から調べねば。
BGM/アルバム「頽廃藝術展」
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