最優先事項且つ最大の難題
2003年11月17日 家族・メンヘル・健康など 今日は1時に寝て10時に起き、朝からごみ出しをし、キッチンとトイレの掃除をし、うちのを送り出し、洗濯をし、山となっていた衣類等を片付けた。と書くと若干まともな主婦っぽい。拙い叙述レトリックを除いては。正しくは13時に寝て、22時に起きたのだ。完璧な迄の昼夜逆転。宜しくない。家事をこなせばいいというものではない。しかも家事をした理由が、考え事をしない為、というのがまたネガティヴである。昼夜逆転を矯正しなければならないのは、昔からの私の課題である。ときどき昼夜を正しく過ごせる時期もあるにはあるのだが、リズムが1日に1時間とか2時間とかのリズムで少しずつずれ、それの生じるズレでたまたま正しいリズムに当て嵌まる時期が生じるだけなので根本的解決には程遠い。人間の体内時計は25時間であり、太陽の光を浴びることで24時間というリズムに日々矯正されていると聞く。睡眠障害改善には日光、特に朝の光は有効だという。その光に似た物を発生させる器具も、深刻な睡眠障害治療に用いられることがあるらしい。
今日は朝の光を存分に浴びた。うちのが出社してから部屋中の窓を開け放ち、洗濯物を干す為にベランダにも出たのだから存分に浴びている筈である。それでも午後になってから寝て夜起きた。脳と身体を癒す為の睡眠というのも確かではある。しかし起きていることが不可能だった訳ではない。昼間に起きていてはならない理由があったのだ。親の独演会の際、私はひとつだけ頼みごとをした。私の物は全て処分するという親に、着払いで実家にある衣類と山とある書籍類を、私の今いる部屋に送ってくれと頼んだのだ。これらの荷物がいつ届くか判らない。下手に昼間に起きていて届いてしまったら、着払いの料金が幾らになるか想像が付かない。一体何十箱届くのか、また書籍類は重さもあるのでどれ程の料金を請求されるのか読めない。因って、居留守不可能な状態、例えば窓を開けて私が起きていることが外から確認できる状態でいるのは危険なのだ。着払い料金が払えないので一旦持ち帰ってください、と言うのは相当に恰好悪いし、運送屋にとってもかなりの迷惑だろう。着払い料金が払えない迄に貧乏な訳ではないのだが、ではその額を銀行から下ろしてくるので待っていてください、と言うのも通るまい。なので寝ていた。窓とカーテンを閉め、電気を消して寝ていれば居留守とは気付かれないだろう、と。まるで町金に追われる負債者のようである。相手の動きが読めないというのは、こうも不都合なのか。出かけて、文字通り留守にしているという手もあった。しかしその気力体力がなかった。起きてから新聞受けや郵便受けを見た。不在届けは入っていなかった。十分な睡眠を取った後の徒労感はどうにも空しい。いつ迄もこんな生活を送っている訳にはいかない。また社会復帰を目指す者としては、昼夜逆転矯正は必須課題なので本末転倒でもある。
私の初眠剤はアモバンだった。PD発覚前に夜泣きが訪れ不眠となり、検査を受けた内科で処方してもらった。注釈。夜泣きとは寝付けずにぐずって泣く子供のアレではなく、当時の私は毎晩床に着くと思い出し泣きや想像泣きをしていたのだ。現在処方されている眠剤は導眠用にマイスリー、中途覚醒対策にサイレースである。アモバンは私には苦味もなく合っていたのだが効かなくなってしまったので、今の主治医の元に通い出して暫くしてからマイスリーに変更された。幸い幻覚も見ないし、奇妙な行動を取ることもないのでこれらの眠剤も合っているのだろう。導眠剤であるマイスリーが投入から50〜60分後に効いてくるようになってしまったこと、精神状態によってはサイレースを投入していても中途覚醒が起きるのはのはご愛嬌か。主治医にもこれらのことは伝えてあるが、そのときの状態で眠剤が常に正しく効くとは限らない、とのことで処方が変わらないのでこれでいいのだろう。各種眠剤は、当然のことながら寝付けないときの為、生活リズム矯正の為に処方されている。それでも私は毎晩の投入はしないし、特に翌日に予定がある日は絶対に飲まない。前者は内臓への気遣いから、後者はもしその日に限って効き過ぎて予定通りに起きられなかったら困るからだ。後者に関しては思い込みによる恐怖心が強く働いている自覚はある。固執的完璧主義も言ってしまえば思い込みだ。これら多くの思い込みによる縛りを少しずつ解いていく必要性は強く感じている。
不眠に陥る前、それこそ中学生の頃から私は夜型の生活を送っており、とにかく朝起きるということが苦手だった。社会に出てからも絶対に遅刻できないという日は、徹夜してそのまま仕事に行っていた。目覚まし時計は勿論セットする。なのに気付いたら止まっているのだ。不思議である。絶対にセットしていてもアラームは鳴らない。鳴っていた記憶はない。誰が止めいてるのだ。……私だ。不思議でも何でもなく、無意識に止めて2度寝・3度寝を満喫しているだけである。眠剤とこの無意識の悪癖は別物だ。眠剤でリズムを整えようとしたところで、悪癖が直らなければ予定通りに起きることはいつ迄経っても不可能だろう。私のパキ投入は朝である。眠気を催す人の方が多いらしいが、私は覚醒してしまうからだ。起床直後にパキを入れられれば2度寝などは防げそうだが、まず最初の起床時に意識がないから難しい。どうすればこの悪癖は直るのだろう。こんな場合はまずいつ頃からこの悪癖が身に付いたのかを思い出し、そこから原因を探る。いつ頃か。記憶なし。因って原因を探るのも不可能。少なくとも精神状態がこうも緩くなる前からの悪癖だということくらいしか判らない。
個人によって適した睡眠時間というものがあるという。今の生活に入ってから判ったのは、私に必要な睡眠時間は10〜12時間ということだ。これがロング・スリーパーに該当する睡眠時間なのかどうかは、睡眠障害専門外来に行ったことがないので不明。世の中には3〜6時間の睡眠で事足りるという人もいる。要する時間の違いは睡眠の深さに起因する。睡眠中に熟睡できている時間は、ロング・スリーパーであってもショート・スリーパーであってもさほど変わらないらしい。生まれ持っての体質も関係しているだろう。そして日々の生活の中身にも関係しているだろう。肉体的疲労は睡眠を取らずとも横たわって身体を休めるだけで回復されるという。睡眠は脳の疲労を回復する為に必要なのだ。世の人々の多くは肉体的疲労と脳の疲労のバランスが取れているのだろうか。私は明らかにバランスが悪い。脳の疲労>肉体的疲労。これは昔から変わっていない。不眠対策に適度な運動は有効だというが、私には余り効果が実感できない。不眠の度合いが適度な運動で解消できる程度ではないということなのだろう。体質と悪癖を前提に、日光・運動・食事を正しく取り、生活の中身による疲労バランスを考えなければ不眠・過眠は矯正できない。文字にすると簡単そうだがひとつひとつが難題だし、これ迄に培われてきた不規則な体内時計を正す必要もある。私の体内時計は25時間ではなく、日によって3時間や40時間だったりするのだ。けれどそろそろ真剣に取り組まなくては。まずはいつ運送屋が来てもいいように準備しなければ。
今日は朝の光を存分に浴びた。うちのが出社してから部屋中の窓を開け放ち、洗濯物を干す為にベランダにも出たのだから存分に浴びている筈である。それでも午後になってから寝て夜起きた。脳と身体を癒す為の睡眠というのも確かではある。しかし起きていることが不可能だった訳ではない。昼間に起きていてはならない理由があったのだ。親の独演会の際、私はひとつだけ頼みごとをした。私の物は全て処分するという親に、着払いで実家にある衣類と山とある書籍類を、私の今いる部屋に送ってくれと頼んだのだ。これらの荷物がいつ届くか判らない。下手に昼間に起きていて届いてしまったら、着払いの料金が幾らになるか想像が付かない。一体何十箱届くのか、また書籍類は重さもあるのでどれ程の料金を請求されるのか読めない。因って、居留守不可能な状態、例えば窓を開けて私が起きていることが外から確認できる状態でいるのは危険なのだ。着払い料金が払えないので一旦持ち帰ってください、と言うのは相当に恰好悪いし、運送屋にとってもかなりの迷惑だろう。着払い料金が払えない迄に貧乏な訳ではないのだが、ではその額を銀行から下ろしてくるので待っていてください、と言うのも通るまい。なので寝ていた。窓とカーテンを閉め、電気を消して寝ていれば居留守とは気付かれないだろう、と。まるで町金に追われる負債者のようである。相手の動きが読めないというのは、こうも不都合なのか。出かけて、文字通り留守にしているという手もあった。しかしその気力体力がなかった。起きてから新聞受けや郵便受けを見た。不在届けは入っていなかった。十分な睡眠を取った後の徒労感はどうにも空しい。いつ迄もこんな生活を送っている訳にはいかない。また社会復帰を目指す者としては、昼夜逆転矯正は必須課題なので本末転倒でもある。
私の初眠剤はアモバンだった。PD発覚前に夜泣きが訪れ不眠となり、検査を受けた内科で処方してもらった。注釈。夜泣きとは寝付けずにぐずって泣く子供のアレではなく、当時の私は毎晩床に着くと思い出し泣きや想像泣きをしていたのだ。現在処方されている眠剤は導眠用にマイスリー、中途覚醒対策にサイレースである。アモバンは私には苦味もなく合っていたのだが効かなくなってしまったので、今の主治医の元に通い出して暫くしてからマイスリーに変更された。幸い幻覚も見ないし、奇妙な行動を取ることもないのでこれらの眠剤も合っているのだろう。導眠剤であるマイスリーが投入から50〜60分後に効いてくるようになってしまったこと、精神状態によってはサイレースを投入していても中途覚醒が起きるのはのはご愛嬌か。主治医にもこれらのことは伝えてあるが、そのときの状態で眠剤が常に正しく効くとは限らない、とのことで処方が変わらないのでこれでいいのだろう。各種眠剤は、当然のことながら寝付けないときの為、生活リズム矯正の為に処方されている。それでも私は毎晩の投入はしないし、特に翌日に予定がある日は絶対に飲まない。前者は内臓への気遣いから、後者はもしその日に限って効き過ぎて予定通りに起きられなかったら困るからだ。後者に関しては思い込みによる恐怖心が強く働いている自覚はある。固執的完璧主義も言ってしまえば思い込みだ。これら多くの思い込みによる縛りを少しずつ解いていく必要性は強く感じている。
不眠に陥る前、それこそ中学生の頃から私は夜型の生活を送っており、とにかく朝起きるということが苦手だった。社会に出てからも絶対に遅刻できないという日は、徹夜してそのまま仕事に行っていた。目覚まし時計は勿論セットする。なのに気付いたら止まっているのだ。不思議である。絶対にセットしていてもアラームは鳴らない。鳴っていた記憶はない。誰が止めいてるのだ。……私だ。不思議でも何でもなく、無意識に止めて2度寝・3度寝を満喫しているだけである。眠剤とこの無意識の悪癖は別物だ。眠剤でリズムを整えようとしたところで、悪癖が直らなければ予定通りに起きることはいつ迄経っても不可能だろう。私のパキ投入は朝である。眠気を催す人の方が多いらしいが、私は覚醒してしまうからだ。起床直後にパキを入れられれば2度寝などは防げそうだが、まず最初の起床時に意識がないから難しい。どうすればこの悪癖は直るのだろう。こんな場合はまずいつ頃からこの悪癖が身に付いたのかを思い出し、そこから原因を探る。いつ頃か。記憶なし。因って原因を探るのも不可能。少なくとも精神状態がこうも緩くなる前からの悪癖だということくらいしか判らない。
個人によって適した睡眠時間というものがあるという。今の生活に入ってから判ったのは、私に必要な睡眠時間は10〜12時間ということだ。これがロング・スリーパーに該当する睡眠時間なのかどうかは、睡眠障害専門外来に行ったことがないので不明。世の中には3〜6時間の睡眠で事足りるという人もいる。要する時間の違いは睡眠の深さに起因する。睡眠中に熟睡できている時間は、ロング・スリーパーであってもショート・スリーパーであってもさほど変わらないらしい。生まれ持っての体質も関係しているだろう。そして日々の生活の中身にも関係しているだろう。肉体的疲労は睡眠を取らずとも横たわって身体を休めるだけで回復されるという。睡眠は脳の疲労を回復する為に必要なのだ。世の人々の多くは肉体的疲労と脳の疲労のバランスが取れているのだろうか。私は明らかにバランスが悪い。脳の疲労>肉体的疲労。これは昔から変わっていない。不眠対策に適度な運動は有効だというが、私には余り効果が実感できない。不眠の度合いが適度な運動で解消できる程度ではないということなのだろう。体質と悪癖を前提に、日光・運動・食事を正しく取り、生活の中身による疲労バランスを考えなければ不眠・過眠は矯正できない。文字にすると簡単そうだがひとつひとつが難題だし、これ迄に培われてきた不規則な体内時計を正す必要もある。私の体内時計は25時間ではなく、日によって3時間や40時間だったりするのだ。けれどそろそろ真剣に取り組まなくては。まずはいつ運送屋が来てもいいように準備しなければ。
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